クライストチャーチ日本語ラジオ放送Japs Downunder Talk Show
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クライストチャーチの野鳥
クライストチャーチで身近に見る野鳥を紹介!。 普段見るあの鳥って何? 簡単に鳥先生が解説します。

(2003年2月)に放送した「教えて!鳥先生」(全三回)というコーナーをまとめたものです。
ニュージーランドで見られる身近な鳥
ニュージーランドの鳥といえば・・・
このあたりがスーパースターなんだけど・・・
実は、クライストチャーチで野生のものが見られるのはプケコだけ。
でも、クライストチャーチにはいい味を出している鳥がいるんです!
カモメ
日本では町中にたくさ〜んドバトが住んでいるけど、クライストチャーチではその代わりにカモメが住んでいます。
市内で見かけるのは、レッドビルドガルというカモメです。
大きさはハトくらいで、名前の通り「クチバシが赤いカモメ」。
ちなみにこれの若いカモメは黒いくちばしに赤い足をしているそうです。

なぜクライストチャーチでは「ハト」の代わりに「カモメ」が沢山いるのかというと、実は――

まず一つ目の理由、ここNZは日本よりも風が強いってこと。
風が強いところでは、陸鳥よりも海鳥のほうが有利なんです。

次に、日本に比べて高いビルが少ないこと。
ドバトはもともと崖に巣を作っていた鳥なので、ビルの壁面とかに巣を作るのが好きなんだけど
ハトにとってNZでは巣を作れるところが少ないんだ。
確かにこの街、ビル少ないよね・・?

このあたりでもリトルトンみたいに切り立った町に行くと、実は野生のハトがいます。
カラスほどの大きさのある野生のハト
スズメ
ニュージーにも日本と同じようにスズメがいるけど、この国のスズメは・・・
ヨーロッパから持ち込まれたもので、ハウススパローという名前のスズメなんです。(つまり日本とは種類が違う
日本のスズメと違うところは、オスとメスではっきり色が違うこと。

オスのほうが、顔に黒い線が入った濃い顔つきで、メスのほうはあっさりした顔つきです。
カラス
ニュージーランドのカラスといえば・・・
オーストラリアン・マグパイという白黒ツートンカラーのカラスのような鳥。
マグパイというのは日本でいうところのカササギのことなんだけど、日本のカササギと似ているのは色だけです。
カササギは尻尾が長いんだけど、オーストラリアン・マグパイはカラスそのものの体型。

ルーク・・・(これは日本のミヤマガラス)という真っ黒いカラスもいるけど、
これは森に入らないとまず見る機会はありません。
ハグレーパークにいくと、マガモがいるよね。
オスは緑色の頭で、メスが地味な茶色をしてるんだけど―
この中に、実はグレイダックというニュージーランドオリジナル のカモが混ざっている!
このグレイダック、マガモのオスとそっくりの色をしているので要注意です。

見分け方は、顔にかかるライン。
マガモのメスは茶色が薄くなっている程度なんだけど、グレイダックのほうは本当に真っ白!
ここで見分けることができるのでぜひ探してみてくださいね。

さらにもう一つ見分け方があります。
翼鏡という部分を見ると分かります。
翼をたたんだときに腰の脇に現れるホログラムみたいな羽・・・
これが青色なのがマガモのメスで、緑色なのがグレイダック。
ただ光の加減で見え方も変わるのでよく見てみてください。

もっとも、マガモとグレイダックは近い仲間なので雑種もいます。 
・・・鳥のハーフって何かすごいよね?!
Christchurchで見られる身近な鳥
家の庭や公園の芝生を見ていると、スズメよりふた周り大きい鳥
 ―日本のムク鳥くらいの鳥が熱心にえさを探しているよね。

クライストチャーチでよく見かける鳥に限ると、3種類います!
まず、見分け方ですが・・・
全身真っ黒で、クチバシが黄色い鳥― これはブラックバードのオス。
和名がクロウタドリといいますが、実はビートルズの歌のタイトルにも使われた鳥なんです。
ちなみに、メスは全身が茶色みがかったグレー。
ブラックバード
次に、背中が茶色で、腹が白に茶色の模様がある鳥―となりのトトロのおなかみたいな感じ―
これはソングスラッシュという鳥で、オスメスとも同じいろをしています。
他の鳥の鳴き声をマネする鳥です。

最後のスターリング― ホシムクドリともいうけど、これは紫がかった黒でメタリックな感じのちょっとカッコイイ色です。
体中星のような白い斑点があるのですぐに見分けがつきます。

この鳥はグループ行動がすきなんだけど、その中に、全身が灰色の鳥が混ざっていることがあります。
これがスターリングの若いやつで、
年齢を重ねるごとに全身に「星」がきらめく・・そんな鳥なんです。
New Zealandの個性的な鳥
これはクイナの仲間で、青いからだに赤いくちばしで、丸々とした体と長〜い足が特徴です。
この鳥はジメジメとした湿地帯が好きで、雨あがりの早朝など、干潟沿いの道路などによく出ています。
「えっほ、えっほ」という感じで歩いてます!

同じ仲間の「タカヘ」とは違って、飛ぶことはできるけど、どちらかというと自分の足で歩くほうが好きみたい。
たまに飛ぶところがいい!
ニュージーランドピジョン
これは日本のカラスほどもある巨大なハトで、色は背中側がメタリックグリーン、腹は白です。
ハグレーパークに数カップルが住んでいるので、木の枝とかを探してみてね。
これは普通の庭にも飛んでくるので、見たことがある人も多いんじゃないかな?
背中が茶色、腹は白で、尾羽が扇のような形(名前のまんまじゃん!)をしていて、
木々の間をぴょんぴょんと頻繁に飛びまわるので、まるで「扇子」が空中を舞ってるように見えます。ゴージャス!

この鳥は群れで行動しますが、そのなかにたまに全身黒づくめのファンテールがいることがあります。
割合としては・・・資料によると12%〜25%らしいけど・・・
実際、クライストチャーチではもうすこし少なくて、20羽に1羽くらい(5%)かなぁ。

この黒色型は、ニュージーランドの南島のファンテールにのみ現れるものなので。
ファンテールの群れを見つけたときには、是非「黒いファンテール」を探してみてね!
T先生が赤外線カメラで撮影したKIWIとペンギン!!

詳しく知りたい方は、番組で「教えて!鳥先生」に登場してくれた先生のページで!