クライストチャーチ地震・前後の町の様子:2011年2月〜5月
クライストチャーチ写真集
震災が発生した2月から、クライストチャーチの風景や復興までの町の様子を写真にまとめていきます。
2011年2月
2011年2月。ニュージーランドは南半球にあるので日本と季節が逆で真夏。
様々なイベントが行われもっとも活気に溢れていたクライストチャーチが、2月22日の地震で大きくかわりました。

2月6日にハグレーパークでの野外クラシックコンサートイベント、クラシカルスパークス(ASB Classical Sparks)。数万人が集まって外でのピクニックを楽しむ毎年恒例のイベント。天気も良くて楽しかった〜!

2月中旬には、シティセンターで、1日限りのボクシングデーセールが行われました。ボクシングデーとは12月25日の事で、年に一度の大セールがあるんだけど…去年12月25日の朝に起こった大きな余震でボクシングデーセールは中止になったため、日をずらしてセールが行われたんだ!
シティーセンターのどのお店も大セールをやってて、すごい賑わいだったよ。
フラワーフェスティバル開始!

大聖堂前の様子。地震の前はこんな感じ。
世界中から観光客が来て、クライストチャーチの至る所にお花が飾られていた

クライストチャーチポリテクの正門には、新しいモニュメントが設置中。これは、地震前日に完成。
2011年2月22日 ニュージーランド南島クライストチャーチでM6.3の地震が発生

リッチフィールドストリート(マドラスとハイストリートの間)。中心地から避難する車で大渋滞

地震直後のCTVビルディング:私が通りかかったすぐ直後に消防車が駆け付けました。
ガスや煙の匂いもして危険な状態だった。

シティセンターから避難する人々。路上の至る所が液状化

Barbadose St.の倒壊した建物の下敷きになった車

マンチェスターストリートにあるオクタゴンライブ(レストラン)

マンチェスターストリートのYHAの前:ガスの匂いが漂ってた。

キルモアストリートは液状化がひどかった。車のタイヤの上の方まで液状化した泥で埋まってる…
2011年3月
地震から一週間、再びメディアツアーのバスに乗って、レッドゾーンの中を見てきました。

大聖堂広場。前には、フラワーフェスティバルのモニュメントが置いたまま

アートセンター
リカトンハウス&ブッシュのファーマーズマーケット

リトルトンのマーケットは、地震の次の週末には再開してたよ。
いつもよりは出店が少ないし、普段よりも圧倒的に人も少なかったけど、このときは少しでも早く始めようという主催者側の思いが伝わってきたし、地元の人達にとっても、いつものマーケットがそこにあることが嬉しかった。

被害の大きいレッドクリフ。がけ崩れや、大きな地割れも・・・。

崖の上に家があるけど、がけ崩れもしてて危険だよね

サムナーのRock Cave。一部岩が崩れてたけどほとんど大丈夫だった

We Can Rebuild. 液状化の砂を使って作った町が作られていた

丘の上のサイン・オブ・キウイはすでに再開してたけど、トレッキングコースは場所によって立ち入り禁止になっていました。

3月18日。クライストチャーチ地震発生から約1ヵ月のこの日、ハグレーパークでメモリアル式典が行われました。
この式典にはイギリスのウイリアム王子も来た
2011年4月

4月2日、クライストチャーチCBDサウスのオレンジゾーン5がついに解放されました。St Asaph Streetまでだよ。私の職場プレインズFMもここにあるのでようやく本格的に仕事再開。

イースターホリデーにクライストチャーチから車で1時間半のアカロアに行ってきたよ。
アカロアに行く途中で、ちょっと地震のダメージを受けた建物も見たけど、アカロアは全く問題ない感じがした。
観光客も普段より多い感じも・・

地震でダメージを受けて再開できないパームスモールがすぐ側にあるShirley Intermediate Schoolを利用してセールをしました。
他にもアートセンターに週末出していたクラフトや屋台なども出店してたよ。

4月中旬。ハグレーパークには、秋の味覚、栗がいっぱい!
私も30分位で結構拾えたから、栗ご飯とかにして食べたら美味しかった。

大聖堂広場で見つかったタイムカプセルが、カンタベリー博物館でメディア向けに公開されました。
ボブ・パーカー市長とカンタベリー博物館の館長がタイムカプセルを開封!中に入ってたものを順番に説明してくれていた

ハグレーパークは落ち葉が積もってすっかり秋から冬の気配

リトルトンにあるロンドンストリート。リトルトンのアイコン的な建物だったボルケーノレストランも取り壊されて無くなっていました。
他のエリアに比べて、取り壊し作業が早く進んでる感じがする。リトルトンはお店が並んでるエリアも狭いし作業が進み易いのかな。
2011年5月
クライストチャーチは秋の気配から徐々に冬の気配に変わってきました。
月末には、クライストチャーチカジノもオープン!夜のクライストチャーチ中心部はひと気が無くて夜歩くのも少し怖かったけど、一気にパッと明るくなった気がします。

ColomboとPeterborough Streetからみたシティセンターの様子。来れるのはまだここまで。
メトロカフェはもう無くなってたけど、それ以外はまだそのまま。

マドラスとセントアサフストリートの角の広場でGap Filler(建物が取り壊されてできた空き地を利用してイベント)が開催。
地震で空き地が増えてガラーンとしてしまう中、こうやって楽しく空き地を活用するっていいね!

ニュージーランドには、ナショナル・アルパカデー(National Alpaca Day)という日があります。
この日は多くのアルパカ牧場が一般公開してて、とってもキュートなアルパカを見れるだけでなく、一緒にお散歩したり、アルパカについて教えてもらえたり。
地震は局地的で範囲もせまく、郊外は被害があまりなかったので、ファームはどこも大丈夫だったみたい。
上のアルパカは、Suliという種類のアルパカ。他にも良く見るも毛のモフモフしたアルパカも・・・

5月14、15日:クライストチャーチの将来について考える、The Share an Idea Community ExpoがCBSアリーナで行われました。
クライストチャーチ市中心部をどう復興させるのか住民からアイデアを募るイベントで、それ以外にも中心地の設計のアイデアや観光についてなど、興味深いプレゼンも行われてたよ。
みんなからの意見は、壁にはったり、ビデオで録音したり・・・これらのアイデアは、あとでデーターベース化されて復興プランの参考になるんだって!

The Share an Idea Community Expoの一角には、子供達がレゴのブロックで理想のクライストチャーチをつくってみるコーナーも。大人と一緒に、なぜこの建物をここに建てたいの?と都市計画について考えてみるいいきっかけになるよね。
レゴを立てている台はクライストチャーチ市街地のマップになってる・。・

5月22日:ニュージーランドのオークランド、ウェリントン、クライストチャーチで同時に行われたイベント、Rise Up Christchurch
朝から始まって夜まで行われた12時間のチャリティ番組。
それぞれの会場で別々にイベントが行われ、最終的に250万ドルも集まりました。写真はクライストチャーチ会場

5月26日:この日、2月22日の地震以来閉まっていたクライストチャーチカジノが再オープンしました。
外でもイベントが行われていて、中ではスパークリングワインなどの無料ドリンクや、アクロバティックなショーなどがオープニングイベントとして行われていたよ。
まだ2階のみだったけどそれでも嬉しいよね。
カジノって聞くと、ギャンブルのイメージも強いけど、日本のパチンコとは違って中は禁煙だし、美味しいレストランが入っていたり、週末は生演奏があったりもして、賭け事をしなくても十分に楽しめる場所なんだ。
24時間やってるから、私もデザートやフィンガーフードをつまみながらコーヒー片手に友達と深夜まで語ったりするんだ。
今回のカジノオープンで、地域の活性化にも一役買ってる、その重要さを改めて実感しました。
